最新のパッケージ制作例
新しい商品ができた!商品を入れるものはどうする? 箱? チャック付の袋?
商品はできた!しかし、これを売っていこうとなると商品を入れるパッケージ(箱)が必要となります。箱でいくのか?サプリメントならチャック付き袋にするのか? それをどうやってデザイナーに発注し、良いデザインに仕上げてもらうために、どう考え、どう進めていけば分からない場合があると思います。その対処法を解説していきます。
【ポイント5点】そこでパッケージデザインを進めるための簡単な手順をまとめてみました。
POINT1 【仕様ご紹介】パッケージの仕様・規格の確認!
商品のパッケージを箱にするのか、袋にラベルなどを貼り付けるだけの簡易なものにするのかなど、商品性や経費を念頭に置きながら仕様や規格を決めていきます。
販売価格やどこで販売するのか、誰に販売するのかなどで仕様は変わってきます。
同一商品でもパッケージの種類で購入するお客様にあたえるイメージが違ってきます。
衛生面、清潔感、お手頃感など様々な用途を考慮することで安心感をあたえることができます。
お菓子や薬など店頭での陳列する際のことも考慮しなければなりません。
箱、チャック付きアルミ袋の分類項目
- 箱 ●化粧品 ●食品 ●贈答品 ●お菓子 ●電化製品 ●薬…など
- チャック付きアルミ袋 ●サプリメント ●食品 ●薬 ●化粧品 ●ペットフード…など
POINT2 競合他社商品の情報収集!
パッケージデザインを考える上で、同一分野の競合商品の情報収集は不可欠です。
あらかじめ実際の競合商品を買い集めて、社内で比較検討をしていきます。
パッケージの形状、色、ターゲットとする性別、年齢層など多くの比較材料を検討することで販売する商品の方向性がより具体的になってきます。
POINT3 印刷会社の選定
パッケージデザインの印刷は特殊かつ多種に渡り、その仕上がりによっては商品イメージが変わってきます。クライアントとデザイン制作会社と印刷会社の綿密な打ち合わせが必要です。印刷会社によっては、箱物が得意、カップ物が得意などのそれぞれの得意分野があります。
POINT4 パッケージデザインの発注書作成!
パッケージの場合、平面デザインと違って仕様や規格、印刷など複雑な要素がたくさんあります。 それを整理するためにも、正確な発注書を作成されることをお勧めします。デザイナーに説明する際にも情報がまとめられた発注書があれば、依頼したい内容が明確に伝わります。
POINT5 デザイナーへ発注
デザイナーは商品についての知識はほとんど持っていないと 思ってください。打ち合わせの際、商品の企画意図やイメージなどを出来るだけ詳しく伝えます。 デザイナーから最初のデザインの提案があり、依頼した内容が的確に表現されているかなどを チェックし、修正すべき点があればデザイナーに詳しく修正点を伝えます。この作業を繰り返し、 デザインの完成度を上げていきます。発注後のデザイン制作のタイムスケジュールは平均的にはおよそ制作に2ヶ月、印刷作業におよそ1ヶ月の時間を要します。さらに、色校正などの工程が加わると時間を要します。種類が多ければ更に掛かります。
パッケージデザイン開発は時間のかかるものです。滞りなく進めるためにはスケジュール管理が大変重要になります。時間に余裕を持ったスケジュールで進めるのが肝要です。